方言を矯正してみよう!
Pozdrav! わたしです。
2週間ぶりの記事になってしまいましたが、皆さんはお元気でしょうか。
今回は普段わたしが気づかず使っている方言を共通語(いわゆる標準語)に矯正してみる話です。
方言?
方言と言われても、いまいちピンと来ない、という方もいるのではないでしょうか。
そもそもわたしは横浜の生まれであるので、話していることばも当然ながら方言ではない、そう思いますよね。
しかしそれは違います。わたしが普段から話していることばは、厳密には日本語の首都圏方言です。共通語ではありません。
首都圏方言とは、簡単に言えば東京都市圏で話されている日本語の変種です。もっと簡単に言うのなら、わたしが配信で話していることばです。詳しくはWikipediaなどを参照してください。
対して共通語とは昔のテレビで使われていたことばです。NHKは今でもニュース番組で共通語を使っていますが、バラエティ番組では使っていない……と思います。今の民放はあまり使っていないはず?
すごく雑な説明をすると、文章語のような丁寧な言葉をある程度崩したものが共通語で、普段よく聞く口語は首都圏方言と言って差し支えないと思います。
なぜそのようなことを?
自分自身がまともに話せていない「標準語」なるものについて、他方言を母語とする人々にそれを話すよう要求するべきではないと思うからです。そもそもかれらの言う「標準語」自体が首都圏方言とイコールで、正しい共通語ではありません。
首都圏方言話者が他人に「方言を直す」ことを要求するのは、たとえば髪を必ず10cm以下まで短く切れとか、1日4食必ず食べろとか、それくらいのことを要求していることと同レベルなのですが、それを当然とする社会が現実に存在しています。
自分自身が本来の規範からズレているにも関わらず(1日4食などを例に挙げたのもこのためです。本来は3食が規範ですからね)、自分自身が正しいと誤認し、本来の規範の名を借りてズレた規範を要求しているのですから、これは大変な不正義であると言って差し支えないでしょう。
しかし現実問題として現代社会において他人に母方言で話すことを要求することは不可能か、少なくとも困難であると思います。元来そのための共通語です。
そこで、逆にわたし自身が正しく共通語を話す(努力をする)という形での正しさを実践します。自分を含む全員が苦しむ形での平等です。
直したいもの
わたしを含む首都圏方言の話者が気付かずに使っている首都圏方言の表現はとても多いです。
例えば「~しているんだけど」これは間違いです。正しくは「~しているのだけど」です。
「~じゃん」これも間違いです。これは中部地方の表現が首都圏に入って広まったものです。
単語レベルだけでなく、アクセント位置などについても共通語と首都圏方言では異なります。詳しくはNHKアクセント辞典などを参照してください。
今回は試しにやってみる、という段階であるので音韻レベルの厳密性は要求しませんが、本来は要求する必要があると思っています。
やってみた結果
ということで早速Twitterおよび配信でそれらを意識しながら話してみたのですが、予想していた以上に苦労しました。
首都圏方言の表現は基本的には共通語に準ずるので、それゆえに何も考えず話すと首都圏方言のそれに引っ張られてしまいます。
実際に5/24の配信では両手で数えきれないくらいミスをして直しています。
また正しい共通語にするために正しい表現を探しながら話していたので、ところどころテンポが非常に悪くなっていたり、言い淀んだりしています。
ただ、重ね重ね言いますが、このような「方言を直す」経験はとくに首都圏の出身者ほど必要であると思います。
自分自身がやらずに済んでいるものについて、他人に要求すべきではありません。特にことばのような限りなく生得的といえるものについては尚更です。
ということで、この記事を読んだ皆さんも、わたしと一緒に苦しんでみましょう!この記事自体もできる限り共通語に準ずる形で書くようにしていますが、間違っている箇所があったらドシドシ指摘してください。
それではまた次の記事で。Do Viděnja!
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